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大人のための英文法(09/31)

はじめに

 グローバル人材になるならば英語くらいはできなければ、とよく言われる。だったら、一流の、本当の英語を学びたいと個人的に思っている。ということで、本当の「大人のための英語」として英文法を学んでいく。ここではそのメモを書いていきたい。
 参考図書として

を読んでいく。今日は第12章,第13章を扱う。

12. 疑問詞

 英語では疑問詞は2つある:

  (a) 疑問代名詞 不明な名詞語句について尋ねるものでwho, what, whichが該当する。

 (イ) whom:格式体または書き言葉で用いられ前置詞の直後に置かれる場合を除き通常whoを用いる

 (ロ) What’s S doing here ? 話し言葉で「誰か/何かがなぜ特定の場所にいるのか/あるのか」または「なぜ特定の事柄をしているのか」と、特に驚いたり不快に思ったりしているときに用いられる。
  (b) 疑問副詞 不明な副詞語句に付いて尋ねるものでwhen, where, why, howが該当する。

 (イ)why:話し言葉における慣用句で、

  ・Why do?:「なぜ…するのか」「無駄ではないか」という含意がある

  ・Why not ?:「(質問に答えて)もちろん、どうぞどうぞ」

  ・Why not do ?=Why don’t you do ?:「…してはどうか(提案)」

 (ロ)「疑問詞+to 不定詞」においてwhyのみはtoなし不定詞を用いる

   E.g. Why talk so much about it? なぜ、そのことをそんなにくどくど話すのか。

13. 関係詞

 関係詞とは2つの節を結びつけるとともに先行の節中の名詞または副詞の代わりを行なう語を指す。

13.1 関係代名詞

 関係代名詞は、接続詞と代名詞の働きをする。

先行詞 主格 所有格 目的格
who whose who(m)
  that whose that
thatwhose that
  which of which which
  • 主語に用いる場合:

 ・先行詞が「人」の場合:whoが普通である。
 ・先行詞が「物」の場合:thatが普通でwhichは格式体である。

  • 目的語に用いる場合:

 ・先行詞が「人」の場合:thatが普通でwhomは格式体である。
 ・先行詞が「物」の場合:thatの方が使用頻度が高い。 ※省略される方が普通

  • 属格に用いる場合…

 ・先行詞が「人」の場合:whoseを用いる
 ・先行詞が「物」の場合:whoseが普通でof whichは格式体

  • 斜格目的語(前置詞の目的語)に用いる場合…

 ・先行詞が「人」の場合:格式体では「前置詞+whom」のように前置詞を随伴する。
 ・先行詞が「物」の場合:格式体では「前置詞+which」のように前置詞を随伴する。

13.2 制限用法と非制限用法

 先行詞の意味を限定する関係詞の用法と先行詞について追加的な説明をする用法として、制限用法と非制限用法がある。
 who, whose, whom, whichには非制限用法があるもののthatにはない。更にwhichには先行する語・句・節の内容を先行詞とする用法がある。
   E.g. He is a gentleman, which his brother is not.
   E.g. She was modest, which he liked young women to be.
   E.g. The king told her to approach, which she did.
   E.g. John failed his E.g.ams, which made his father very angry.

一つの先行詞が接続詞を用いずに二つの関係詞節によって修飾されている構文を二重限定という。
   E.g. Is there anything you want that you haven’t got?

13.3 自由関係詞

 先行詞をそれ自身の中に含んでいる関係詞を自由関係詞という。
   E.g. What you say is right.

  • (a)whatの用法:

  ・(イ)that which, those which
     E.g. That’s what made me what I am today.
  ・(ロ)anyrhing that, as much as
     E.g. I will do what I can.
    I gave him what little money I had. (わずかだが持っている金はそっくり彼に与えた。)

13.4 慣用表現

  • what you/we/they call = what is called:「いわゆる…」
  • A is to B what C is to D.:「AのBに対する関係はCのDに対する関係に等しい。」

   E.g. Exercise is to the body what thinking is to the brain.

  • what is +比較級:「更に…なことには」

   E.g. She is pretty, and what is better still, very kind.

  • what with A and (what with) B:「AやらBやらで」

13.5 -ever

 whoever, whichever, whateverはいずれも名詞句、譲歩の副詞節を導く。

13.5.1 名詞句を導く場合

 (イ)whoever=anybody that
 (ロ)whichever=any that

13.5.2 譲歩の副詞節を導く場合

 格式体ではしばしば叙想法代用形のmayを用いる。
 (イ)whoever=no matter who
 (ロ)whichever=no matter which

13.6 as, than, but

 擬似関係詞的に用いる。

13.6.1 as

 制限用法、非制限用法のいずれでも用いられる。

 (イ)制限用法:same, such, as/soなどと相関的に用いられる。
    E.g. I have the same difficulty as you.
      Such girls as he knew were teachers.
      There is as much money as is needed.
 (ロ)非制限用法
    E.g. He was absent, as is often the case.
      As was E.g.pected, he did not turn up.

13.6.2 than

 比較級を含む先行詞を受ける。
    E.g. You spent more money than was intended to be spent.

13.6.3 but

 否定の意味を持った先行詞を受けて、that/who .. not「…しないところの」という意味の関係詞として用いられる。
    E.g. There are few of us but admire his courage. (私たちの中で彼の勇気を褒め称えない者はまずいない。)

13.7 関係副詞

 接続詞と副詞の働きをする語を関係副詞という。関係副詞はwhen, where, whyの3語がある。whenとwhereには非制限用法がある。when. where, why, howは略式体では関係副詞の先行詞を省略することが普通である。先行詞の無い用法ではhowも用いられる。
  ※howはthe way in which[格式体]で書き換え可能

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