はじめに
グローバル人材になるならば英語くらいはできなければ、とよく言われる。だったら、一流の、本当の英語を学びたいと個人的に思っている。ということで、本当の「大人のための英語」として英文法を学んでいく。ここではそのメモを書いていきたい。
参考図書として
を読んでいく。今日は第11章を扱う。
前回
11. Be, Have, Do
英語の助動詞は、(1)否定, (2)倒置,(3)代用,(4)強調ができるという統語的特徴がある点で通常の動詞と相違する。
- 一次助動詞:be, have, do
- 二次助動詞:can/could, may/might, must, will/would, shall/should, ought, need, dare, used
11.1. 助動詞のパラダイム
助動詞 |
本動詞 |
||||||
法助動詞 |
have(完了形) |
be(進行形) |
be(受動形) |
||||
(1) | takes | ||||||
(2) | is | taken | |||||
(3) | is | taking | |||||
(4) | is | being | taken | ||||
(5) | has | taken | |||||
(6) | has | been | taken | ||||
(7) | has | been | tanking | ||||
(8) | has | been | being | taken | |||
(9) | will | take | |||||
(10) | will | be | taken | ||||
(11) | will | be | tanking | ||||
(12) | will | be | being | taken | |||
(13) | will | have | taken | ||||
(14) | will | have | been | taken | |||
(15) | will | have | been | tanking | |||
(16) | will | have | been | being | taken |
11.2. Beの用法
- 助動詞として:進行形、受動態に用いる。
- 本動詞として:「be+補語」、「ある,いる,なる」の意味。
C.f. exist, take place, become
11.3. Haveの用法
- 助動詞として:完了形を生成する。
- 本動詞として:「所有」を表す。
E.g. Birmingham has not the charm of York or Edinburgh. (*英・格式体)
(1) | 英国では習慣や反復を尋ねる際にはdo you have, そうでない場合はhave you gotを用いた。 | ・Do you often have meetings? よく会合があるのですか。 ・Have you got a meeting today? 今日は会合がありますか。 | |
(2) | 今の英国,米国では区別なく常にdo you have (またはhave you got)を用いる |
- 一般動詞として
11.4. Doの用法
- 助動詞として:否定文, 疑問文, 文意の強調, 倒置, 動詞の代用として用いる。
・文頭に否定語がある場合、義務的に‘do + S’の語順になる。
E.g. At no time did he lose his self-control.
C.f. Only after her death was I able to appreciate her.
- 本動詞:「…する」, 「do+目的語」, 動詞句の代用として用いる。