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フランス語文法(09/17)

13. 代名動詞

13.1 代名動詞

 直接目的格動詞はあるいは間接目的格の補語人称代名詞を伴う動詞を代名動詞という。

se lever
 
se rappeler
 
je me lève nous nous levons je me rappelle nous nous rappelons
tu te lèves vous vous levez tu te rappelles vous vous rappelez
il se lève ils se lèvent il se rappelle ils se rappellent

 代名動詞は複合過去の助動詞としてêtreを伴う。

13.2 代名動詞の用法

  • 再帰的用法:動作が自分自身に向けられるときに用いる

   E.g. Il se regarde dans le miroir.

  • 相互的用法:「お互いを(に)~する」という意味を表す

   E.g. Claire et Henri s’aiment (l’un et l’autre).

  • 自発用法:ひとりでに生じることを表す

   E.g. Elle s’est réveillée tôt ce matin.

  • 受動用法:誰かから動作を受けることを表す。主語は物のみ。習慣的に起こることを表す。「~するものだ」「~できる」といった規範や可能の意味を伴うことが多い

   E.g. Le vin blanc se boit frais.
     ※ただし転位構文を用いて代名詞çaを受ける総称文の場合は人についても用いることが出来る。

  • être+過去分詞の受動文はpar, deを用いて動作主を表すことが出来るものの、代名動詞の受動用法では不可。
  • pouvoir, vouloirなどに不定形の代名動詞が後続するときや現在分詞やジェロンディフにするときは、再帰代名詞の人称は主語に一致させる
  • 代名動詞の過去分詞や現在分詞が形容詞化されると再帰代名詞を省略する。ただし、現在分詞の形容詞的用法やジェロンディフでは再帰代名詞を維持する。

14. 形容詞・副詞の比較級・最大級

14.1 形容詞・副詞の比較級

優等比較級(より程度が高い) plus    
同等比較級(同じ程度である) aussi +形容詞/副詞 que 比較対象
劣等比較級(より程度が低い) moins    
  • 比較対象が自明の場合、省略する場合がある。
  • 名詞の前に置く形容詞でもがある場合は名詞の後に置く。

   E.g. J’ai vu un tableau plus beau que celui-ci.

  • 比較対象が人称代名詞の場合には強意代名詞を用いる。
  • 書き言葉において比較対象が文の場合、虚辞のneおよび中性代名詞leを用いる。

   E.g. Elle est plus courageuse que vous ne le croyez.

  • 比較対象が形容詞である場合、形容詞が当てはまる程度を比較する。

   E.g. Il est plus malin qu’intelligent.

  • 例外的な変化:優等比較級が例外変化をする場合がある。mal, petitは人・物の良し悪しや大小を述べる場合は規則形を、抽象的な物事や比喩的な言い回し、定型表現では例外型を用いる。

   E.g. Les framboises sont plus petites que les fraises.
     C’est une question de moindre importance.

bon →meilleur  
bien →mieux  
mal →plus mal /mauvais  
petit →plus petit/moindre  
    →aussi (de)  
beaucoup de →plus (de) que +比較の対象
    →moins (de)  
  • 副詞:文末ではplus[plys]と読む。

   E.g. J’en ai encore plus.

  • 副詞:plusの代わりにdavantageを用いる場合もある。(davantage ... queはより会話的)

   E.g. Il a fallu dix ans ou davantage(/plus) pour la construction de ce pont.

14.2 最上級

 最上級はplus, moinsに定冠詞を付けることで表現する。基本的に最上となる範囲が必要で、それを指定するのにdeを用いる。
   E.g. Le diamant est le plus dur des matériaux.

  • bonの優等最上級はle(la, les) meilleur(e)(s)。petit, mauvaisにはle moindre, le pireという不規則な優等最上級がある。
  • 範囲が明示されず文脈・状況からも推測できないものは「絶対最上級」と呼ぶ。
  • 同じ個体の場面や時期による比較をする場合、昔は性別に拘わらずleにしていた。
  • 副詞は性数変化せず常にleである。ただし、

 (イ)bienの優等最上級はle mieuxである。
 (ロ)beaucoupの最上級はle plus (de), le moins (de)である。

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