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大人のための英文法(10/XX)

はじめに

 グローバル人材になるならば英語くらいはできなければ、とよく言われる。だったら、一流の、本当の英語を学びたいと個人的に思っている。ということで、本当の「大人のための英語」として英文法を学んでいく。ここではそのメモを書いていきたい。
 参考図書として

を読んでいく。今日は第14章を扱う。

14. 不定

 不定詞、分詞および動名詞の3つは非定形動詞と総称される。不定詞にはto不定詞および裸不定詞の2つがある。

14.1 to不定詞の名詞的用法

  • 主語:

 to不定詞は格式体においてbe動詞の主語として用いられる*1

  • 補語:

 to不定詞はbe動詞の主語補語としても用いられる。aim, idea, intentionなど目的・未来を表すものと共起する。
  ※itを形式主語にした構文が可能である
  ※主語にdoを含む構文ではtoを落とす方が普通である。
    E.g. All a poet can do today is warn.

  • 目的語:

 to不定詞を目的語に取る動詞は未来指向的な意味を持っている。
  ※agree, aim, choose, decide, expect, hope, like, long, mean, plan, offer, prefer, promise, refuse, try, want, wish
    E.g. I expect to be back on Sunday.
  ※SVOC型の場合、形式主語のitを用いるのが必須

14.2 to不定詞の形容詞的用法

 to不定詞の形容詞的用法には5つのタイプがある。

  • 先行詞がto不定詞の主語
  • 先行詞がto不定詞の目的語:

 常に「…するべき」という法的な意味を持つ。

  • 先行詞がto不定詞の前置詞の目的語:to不定詞中に関係代名詞を含むものは格式体

   E.g. There’s no one to whom to give the present.

  • to不定詞が関係副詞節の働きをしている場合

 E.g. The time to go/ at which to go is 9:30.

  • to不定詞が先行詞と同格的に働く場合

   E.g. I have orders to go.

14.3 to不定詞の副詞的用法

  • 方向「…する方へ」:to不定詞の原義

   E.g. In time I came to love her. (私はやがて彼女を愛するようになった。)

  • 目的「…するために」:この意味を明確にすべく、in order toやso as toを用いる

   E.g. Mary worked hard in order to/ so as to win the prize.

  • 結果「…となる」:無意志述語が用いられる。onlyが付くと結果が失望させるものであることを表す

   E.g. She opened her eyes to see a tall, dark-haired man standing beside her. (目を開けると、背の高い、黒い髪をした男が傍に立っていた。)

  • 原因「…して」:感情を表す形容詞の後で用いられ、その感情の生じた原因を述べる

   E.g. I am glad to see you here.

  • 判断の根拠「…するなんて」:主文で下されている判断の根拠を示す

   E.g. She must be mad to dye her hair green.

  • 範囲指定「…する点で」:形容詞の後に置かれてその適用範囲を限定する

   E.g. This theory is difficult to understand.

  • 文副詞として:ほぼすべてイディオム
  to tell the truth 実を言えば   strange to relate 奇妙なことに
  to be honest 正直に言えば   to be sure 確かに
  to speak frankly 率直に言えば   to judge from …から判断するに
  so to speak いわば   lucky to say 幸いにも
  to say nothing of …は言うまでもなく   to make matters worse 更に悪いことに
  to begin with 第一に   to put it in a nutshell かいつまんで言えば
  to be just 公平に言えば   sad to relate 語るも悲しいことながら
  to be brief 手短に言えば   to be sure 確かに

14.4 to不定詞の動詞用法

  • (a)want型:好き嫌いや希望を表す動詞。英ではwantとtoの間にvery muchなどが挿入されるとforが挿入される。

    E.g. I want very much for him to go.

  • (b)believe型:believe, suppose, considerなどの思考動詞を用いて命題が真だと考えていることを表す。 ※この様式は格式体

    E.g. I thought Bill to be a genius.

  • (c)rely upon型:NP+to不定詞の形式を取る。

    E.g. Can I count on you to help me?

  • (d)force型:強制の意味特徴を持つ動詞

    E.g. John forced Mary to come.

14.5 裸不定

 裸不定詞は、toなしに動詞そのものとして用いられ、名詞・形容詞・副詞の用法を持たないものである。

  • (a)to不定詞を伴うought, used、過去分詞を伴う完了のhaveおよび受動のbe、現在分詞を伴う進行のbeを除き、ほかの助動詞はすべて裸不定詞を伴う。
  • (b)命題用法:時制・断定・疑問・命令など、話だの判断を示す部分を取り去った命題を裸不定詞節が表す場合がある。

   E.g. Rugby league is a game of survival. It’s dog eat dog.

  • (c)知覚動詞との共起:see, hear, notice, listen to, look at, watchはS+V+O[名詞句+裸不定詞]の文型を取る。

   Cf. 受動態になると、to不定詞が現れる

  • (d)使役動詞との共起:S+V+O[=名詞句+裸不定詞]の文型で「…に~するように仕向ける」という意味を表す。

   ※haveの意味:

   (イ)使役 「<人>に…させる」
   (ロ)許容 (通例否定文で)「…させておく」※haveに強勢を置く E.g. I won’t have you criticize my wife. 君に妻のことをとやかく言わせない。
   (ハ)受け身 「経験する」 ※裸不定詞に強勢を置く E.g. I have had many scholars visit me from time to time. ときどき多くの学者が訪ねてきた。
   (ニ)保持 「…の状態にしておく」 ※裸不定詞に強勢を置く E.g. I am grad to have my place look its best. 私の家がせいぜい立派に見えてうれしい。
  • (e)裸不定詞の慣用表現
   (イ) had best 「<口語・まれ>…すべきだ」  
   (ロ) would rather/sooner 「むしろ…したい」 E.g. “How about a drink?” “I’d rather/sooner have a cup of tea.”
   (ハ) would (just) as soon..(as) 「(~よりも)むしろ~したい」  
   (ニ) may/might (just) as well ~ (as not) 「(~しないよりは)…した方がよい」 E.g. We may as well go home. 帰宅した方が良い。
   (ホ) do nothing but 「…ばかりする」 E.g. The child did nothing but cry all morning.
   (ヘ) cannot (help) but… 「…せざるを得ない」 E.g. I couldn’t help but laugh at the idea.
   (ト) go and do ①「…しに行く」②「愚かにも…する」  

14.6 不定詞の主語

 不定詞は必ず主語を持っているものの、文中に明示されていることもあれば、明示されていないこともある。

  • (a)省略する場合:
   (イ) 一般の人々の場合
   (ロ) 場面・文脈から主語が明白な場合
   (ハ) 文の主語と同一指示的な場合
   (ニ) ’It is good of you to come’(よくおいでくださいました)の構文
  • (b)必要な場合:
   (イ)不定詞の主語が補文の主語である場合 E.g. I believe [the story to be true].
   (ロ)不定詞の主語が他動詞の目的語の場合 E.g. John forced bill to swim.

14.7 「for+目的語+to do」の構造

 forの目的語が不定詞の主語として働く。

  • (a)文の主語:主語の位置に形式主語のitを置き不定詞節を外置する方式が普通である。

    E.g. For you to ask John would be the best thing.
      It would be the best thing for you to ask John.
   ※可能性・必要性・緊急性・価値判断を表す形容詞は通例、形式主語のitを取る。
   ※不定詞の主語は、形式名詞のthereであってもよい。
    E.g. It’s unusual for there to be so many people there.

  • (b)主語補語 E.g. His idea is for us to travel together.
  • (c)他動詞の目的語:(英)ではforを付けない。

    E.g. I hate [for] people to feel sad.
  ※目的語補語を取る構文では、形式目的語itを用い、for構造は義務的に外置される。
    E.g. We consider it for students to cheat in examinations.

  • (d)名詞の後 E.g. There’s good film for us to see.
  • (e)形容詞の後 E.g. I am anxious for John to meet Mary.
  • (f)too/enoughの後 E.g. This book is easy enough for you to understand.

14.8 不定詞のその他用法

 Expect, mean, intendなどの「希望・意図」を表す動詞の過去形に続く場合、完了不定詞は非現実を表す。
    E.g. She intended to have called, but was prevented by a headache.

14.9 分離不定

 to不定詞のtoと不定詞の間に副詞が挿入されたものを分離不定詞という。それを用いないと意味の曖昧さをきたすかぎこちなくなる場合を除き、使うべきではない。

*1:通常は形式主語のitを用いる。

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