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大人のための英文法(13/31)

はじめに

 グローバル人材になるならば英語くらいはできなければ、とよく言われる。だったら、一流の、本当の英語を学びたいと個人的に思っている。ということで、本当の「大人のための英語」として英文法を学んでいく。ここではそのメモを書いていきたい。
 参考図書として

を読んでいく。今日は第17章および18章を扱う。

17. 法助動詞

  
現在時制形式
過去時制形式
a. can could
  may might
  must
-
  will would
  shall should
b. ought
-
  need
-
  dare dared
 
-
used

 法助動詞は統語論的には根源的用法・認識的用法に分類でき、以下のような特徴をもつ:

     1. 不定詞を伴う。
     2. 非定形動詞形が無い。
     3. -s形式を持たない。
     4. 一次助動詞と共起しない。

17.1 各法助動詞

17.1.1 can
  (a) 能力
  (b) 状況的可能性(主語の行動を妨げるものが外界に存在しないという話し手の判断) 「Can’t we/you …?」と表される場合、話者のいらだちを示す場合が多い。

  E.g. Dad, can’t we go out in a boat?

   (父さん、ボートで外出してはいけないの?:話者は(ボートで)外出したい。)
  (c) 認識的可能性 疑問文・否定文で用いられて、話し手の発話時における命題内容の真実性に対する疑いを示す。
17.1.2 may
  (a) 許可 話し手が聞き手または第三者に許可を与える、もしくは話し手が聞き手に許可を与える。そうした権限を認めるために敬意表現になる。許可を与える場合はmay(×might)、不許可はmay notを用いる。
  (b) 状況的可能性 <格式体>で「あることを特定の方法ですることが出来る」という意味で「…する場合がある」と訳されがちである。
  (c) 認識的可能性
  (d) 叙想法代用形 wish, hope, pray等願望を表す動詞に続く名詞節で用いる。<目的><譲歩>の副詞節で用いられる。
17.1.3 must
  (a) 強い義務・必要
  (b) 論理的必然性

<義務・必要>の否定「…しなくてもよい」にはdon’t need to/needn’tなどを用いる。

17.1.4 have to

 通例、習慣的な<義務・必要>を表すのに用いる。1回限りの場合have got toを用いる。

17.1.5 ought to
  (a) 弱い義務・必要 相手がその行為をするかどうかについて話し手の側に完全な自信が無い場合に用いる。
  (b) 強い蓋然性 命題内容が真である確率が高いものの、もしかしたら自分の結論は誤っているかもしれないという話し手の判断を表す。
17.1.6 will
  (a) 意志
  (b) 習性 しばしばsometimes, often, occasionallyと共起する。
  (c) 予言・予測
17.1.7 shall

 かなり限られた文脈で以下の意味を成す。

  (a) 束縛 法律・規則などによる束縛を表し、通常shall not<禁止>の形で表される。
  (b) 意志 「格式体」において2,3人称主語と共に用いて話し手の<意志>による保証をあらわす。現在ではペットや子供に用いる以外ではめったに用いない。

  E.g. You shall suffer for this.
  (c) 成就確実性 ある命題内容が主語の意志とは無関係に、いわば運命的に必ず実現することを表す。

  E.g. One day we shall die.

C.f. I shall never forgive him. あいつのことは絶対に許さない(意志動詞を伴った場合、事情によってはI willよりも意味が強くなる)

17.1.8 need
  (a) 必要性 通例、当面の必要性を表し、needn’tは不必要を表す。
  (b) 論理的必要性 ときどき否定形式で用いられて、ある事柄が「必ずしも真ではない」の意味を成す。
17.1.9 dare

 [疑問文・否定文においてのみ]「大胆さ」(…する勇気がある)を表す。

17.2 法助動詞+完了不定

  (a) can have -en ①[疑問文で]過去の事態に対する発話時における強い疑惑または驚きを表す「一体、…だろうか」

②[否定文で]過去の命題内容が真でなかったことを発話時において確信していることを表す「…だったはずがない」
  (b) may have -en 「…した/だったのかもしれない」
  (c) must have -en ①<義務・必要>ある基準時までに「…しておかなければならない」

②<論理的必然性>「…したに違いない」
  (d) ought to have -en ①<弱い義務>「…するべきであった(のにしなかった)」

②「(未来の基準時までに)…してしまっているべきである」

③<過去の事態に対する推量>「…した/だったはずである」
  (e) need not have -en 「…する必要はなかった(のに、してしまった)」
  (f) daren’t have -en 「…する勇気が無かった」

17.3 法助動詞の過去時制

 大半の法助動詞は過去時制形式をもっている。

(a) 叙実法過去
    (イ) could ①<能力>習慣的用法または否定文においてのみ利用できる。

②<状況的可能性>主節においては習慣的用法または否定文においてのみ利用できる

③<認識的可能性>叙想法過去形を用いる

  E.g. He could be very tactless at times.
    (ロ) might ①<許可>mightは叙実法過去において「許可」を表せない

②<状況的可能性>学術文献では、過去における習慣的な<状況的可能性>を表すことが出来る

 ※<状況的可能性>のmightの後にbut, and yetが続くと<譲歩>の意味が生じる

  E.g. Berry, a subaltern of my set, who was also named for the draft, might pipe to me, “Hi, Blunden, we’re going out: have a drink;” I could not dance.
    (ハ) must 独立文中における過去用法は無いため、had toで代用する。
    (ニ) ought <弱い義務>のoughtは元来が過去形なので過去用法は無い。
    (ホ) would ①「意志」:過去の主語の「意志」を表す。

②過去の「習性・特徴」。
    (ヘ) should 叙実法過去の用法を持たない。
    (ト) need 法助動詞のneedには過去用法が無いので、neededを用いる。
    (チ) dared 「…する勇気があった」
    (リ) used to 「…する/…であるのを常とした」
(b) 叙想法過去 ①仮想世界における<能力><状況的可能性><認識的可能性>などを表す、②発話行為を控えめにすることで表現を丁寧にする
    (イ) might as well 「(他にマシな事が無いので)…するのも悪くはない/してもいい」
    (ロ) would rather/sooner 主語の意志を表す。

  E.g. I would rather die than give a speech. スピーチをさせられるくらいならば死んだ方がマシだ。
    (ハ) should 1人称主語と共にsay, think, like, preferなどの前に置き、それぞれの動詞の意味を和らげる
    (ニ) should/ought to 話し手の主観的な見解・助言/より客観的で法律や規則により課されたもの
    (ホ) 目的・譲歩の副詞節中のmight 主文の動詞が過去系列のとき、譲歩の副詞節中で使用される
    (ヘ) should ①命題内容に対する話しての主観的なコメント表す表現に続く名詞節中で:

  C.f. annoying, commendable, deplorable, depressing, disappointing, disconcerting, extraordinary, fitting, impossible, lamentable, logical, odd, peculiar, proper, queer, remarkable, sad, shocking, surprising, etc.

②「命令・要求・必要」を表す述語に続く名詞節中で:

  E.g. I insisted that he (should) go.

③lest節で

  E.g. The animals must be destroyed lest the disease (should) spread.

17.4 条件節での法助動詞

 条件節では認識的法助動詞は原則として生じない一方で根源的法助動詞は自由に生じる。if節では<予言・予測>のwillが現れる場合がある:
    E.g. If it’ll make you happy I’ll phone him at five past ten,…

18. 態

 話題が動作主/行為者であるか受動者であるかを示す動詞の形式を「態」という。英語には能動態および受動態の2つがある。他動詞のみに認められ、自動詞や中間動詞には認められない。
    E.g. Mary laughed happily.

18.1 受動態が選ばれる理由

 英語文では、能動文で表現する方が自然なものと受動態で表現する方が自然なものの2種類がある。
 受動態が選ばれる場合には以下の5つがある:

   (a) 能動文の主語が不明、または容易に表せない場合。
   (b) 能動文の主語が脈絡から自明である場合。
   (c) 特別な理由で能動文の主語を述べない方が良いとされる場合。
   (d) 能動文の主語よりも受動文の主語により大きな関心が寄せられている場合。
   (e) 文と文との結合を容易にする場合。

受動態において「by+行為者」が示される場合は、行為者が新情報の焦点になっている場合である。

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