「大人の教養・知識・気付き」を伸ばすブログ

一流の大人(ビジネスマン、政治家、リーダー…)として知っておきたい、教養・社会動向を意外なところから取り上げ学ぶことで“気付く力”を伸ばすブログです。現在、コンサルタントの雛になるべく、少しずつ勉強中です(※2024年12月10日改訂)。

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四季報写経(その007)製糖大手 ~DM三井製糖HD(2108)~

はじめに

 日本の会社を知る機会を得るべく、会社四季報を写経しています。

 今回は、DM三井製糖HD(2108)を中心に製糖大手の動向を調べます。

DM三井製糖HD(2108)の特色

 製糖国内最大手。1947年9月に湘南糖化工業として創立。1984年機能性甘味料「パラチノース」の生産・販売を開始。2019年2月長田工場を閉鎖し食品添加物生産を連結子会社に統合。それ以降営業外の薬ロイヤルティ大幅減。21年4月大日本明治製糖と経営統合
 セグメントは3つ:
  ①砂糖事業:原料糖、精製糖および甜菜糖並びに砂糖関連商品の製造販売等
  ②ライフ・エナジー事業:天然由来の機能性甘味料(パラチノース、パラチニット)、さとうきび抽出物、調味料、キヌア、食品香味料、食品用天然色素、寒天、栄養療法食品及び嚥下障害対応食品等の製造販売等
  ③不動産事業:不動産の賃貸及び太陽光発電による電気の供給・販売


会社の動向など

 粗糖(原料)の軟調により粗利が改善する会社が多い一方で、数量を増やせたか否かは会社ごとに相違(DM三井製糖HD:数量改善、ウェルネオシュガー:販価改善、日本甜菜製糖:販価軟調、塩水港精糖:販価改善、フジ日本精糖:数量改善、東洋精糖:数量回復緩慢・売上原価悪化)。経営統合や業務提携による効率化を志向するのが業界の傾向。また機能性食品の販促や、海外進出がカギ。

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