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フランス語文法(05/17)

はじめに

 個人的なフランス語勉強のメモ。今回はP.58-63まで。

9. 副詞

 副詞は形容詞、他の福祉、動詞、前置詞句、文全体等を修飾しその程度や様態などを表す。

9.1. 副詞の分類

 副詞はその形容に応じて以下のように分類できる:

  • (a)形容詞・副詞や動詞に付いて程度・量を表すもの
  ・très:とても ・un:peu:少し ・beaucoup:たくさん
  ・peu:ほとんど~ない ・assez:まあまあ ・trop:~すぎる
  ・fort:非常に ・presque:ほとんど ・si:そんなに
  ・tant:それほど ・tout:à:fait:まったく
  • (b)動詞に付いて様態を表すもの
  ・bien:上手に ・mal:下手に ・vite:速く
  ・lentement:ゆっくりと ・exprès:わざと ・volontiers:喜んで
  ・attentivement::意深く ・fort:強く、大声で ・bas:弱く、小声で
  ・énergiquement:精力的に
  • (c)動詞や文に付いて時を表すもの
  ・maintenant:今 ・alors:その時 ・autrefois:昔
  ・aujourd’hui:今日 ・hier:昨日 ・demain:明日
  ・bientôt:まもなく ・aussitôt:すぐに ・longtemps:長い間
  ・tôt:早く ・tard:遅く ・récemment:近頃
  • (d)動詞に付いて頻度・持続・反復などを表すもの
  ・souvent:しばしば ・toujours:いつも ・parfois:時々
  ・rarement:めったに~ない ・tout:le:temps:しょっちゅう ・encore:未だに
  ・déjà:既に ・pas:encore:まだ~ない
  • (e)動詞や文に付いて場所を表すもの
  ・ici:ここで ・là:あそこに ・ailleurs:別の場所で
  ・loin:遠くに ・dedans:中に ・dehors:外に
  ・devant:前に ・derrière:後ろに
  • (f)動詞・形容詞・副詞に付いて比較・同等などを表すもの
  ・aussi:同じように ・autant:同じくらいに ・plus:より多く
  ・moins:より少なく ・davantage:それ以上に ・de:même:同様に
  • (g)動詞や文に付いて内容の確かさを表すもの
  ・sûrement:確かに ・assurément:間違いなく ・peut-être:多分
  ・certainement:きっと ・justement:まさに ・probablement:恐らく
  ・apparemment:どうやら ・sans:doute:恐らく ・certes:確かに
  • (h)名詞句・前置詞句・形容詞・副詞に付いて選択・取り立てを表すもの
  ・seulement:~だけ ・aussi:~:もまた ・même:~さえも
  ・surtout:とりわけ ・principalement:主に ・spécialement:特に
  ・notamment:なかでも ・en:particulier:特に ・juste:~だけ
  • (i)順番や序列を表すもの
  ・d’abord:まず ・ensuite:次に ・puis:次に
  ・enfin:とうとう ・finalement:結局 ・premièrement:最初に
  • (j)接続詞のように文同士を表すもの
  ・pourtant:それでも ・cependant:しかしながら ・par:conséquent:それゆえ
  ・en:effet:実際 ・par:contre:それに対して ・en:plus:そのうえ
  • (k)肯定・否定を表すもの
  ・oui:はい ・non:いいえ ・si:(否定疑問文に)いいえ
  ・ne:...:pas:~でない

9.2. 副詞の代表的な位置

(a) 形容詞・副詞・前置詞句などを直接修飾して程度などを表す: 修飾する語句の直前に置く。
(b) 名詞句・代名詞・前置詞句・状況補語などを取り立てる: 取り立てる語の直前に置くのが普通。

 ※mêmeは必ず直前
(c) 動詞句を修飾して動作・出来事の様態・程度を表す: 動詞の直後が最も多い。

 ※複合時制では、頻用され2音節までの短い副詞は助動詞と過去分詞の間に置く(E.g. bien, mal)

※フランス語においては頻度を表す副詞は主語と動詞の間に置くことはできない

 E.g. 〇Je vais toujours à l’école à pied. / ×Je toujours vais à l’école à pied.

9.3. 文副詞

 文全体に係り文全体の意味内容に関する話し手による態度などを表す副詞を文副詞という。

  (a) 話し手や文の主語の習慣・傾向を表すもの ・d’habitude 普段は

・en général 大抵は

・d’ordinaire 普通は

・généralement 大抵は

・normalement 普通は
  (b) 話し手が念頭に置く分野・観点などを表すもの ・scientifiquement 科学的には

・juridiquement 法律的には

・militairement 軍事的には
  (c) 文内容についての話し手の主観的評価を表すもの ・heureusement 幸いなことに

・malheureusement 不幸にも

・curieusement 奇妙なことに

・par miracle 奇跡的に
  (d) 文の述べ方を表すもの ・franchement 率直に言って

・bref 手短に言えば

・théoriquement 理屈上は

・en gros 大まかに言えば

・officiellement 公式には

9.4. 副詞的に用いる形容詞

 形容詞には語形を変えずに副詞として用いるものがある。このとき性数変化はしない。
  E.g. parler fort [bas]
※seul「一人の,一つの」は副詞的に用いるとき性数変化する。
※toutは「非常に」の意味を表すとき、子音・有音のhで始まる形容詞に付くときに限り性数変化する。
※le premier「一番」は副詞的に用いるとき性数変化する。
  E.g. Elle est arrivée la première.

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