「大人の教養・知識・気付き」を伸ばすブログ

一流の大人(ビジネスマン、政治家、リーダー…)として知っておきたい、教養・社会動向を意外なところから取り上げ学ぶことで“気付く力”を伸ばすブログです。データ分析・語学に力点を置いています。 →現在、コンサルタントの雛になるべく、少しずつ勉強中です(※2024年1月21日改訂)。

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英文ライティングのルール(16/X)


 英語の書き方を学ぶべく、

を順々に読んでいく。
 今回は「英語ライティングルールブック第3版」を読んでいく。

6. 文法

6.1 前置詞

6.1.6 ofの用法

 \mathrm{of}分離のイメージを持ち、そこから派生して多様な用法を持つ。

  (1) 分離・剥奪 「…から離れて」「…を(離して)」という意味を表す。
  (2) 部品・所属 \mathrm{A\ of\ B}「全体(\mathrm{B})とそこから分離した部分(\mathrm{A})」を表す。
  (3) 材料 \mathrm{be\ made\ of}「…(材料)でできた」を表す。
  (4) 関連 「…について」という意味を表す。
  (5) その他 「…の~」と、様々な関係を表す。
  (1) May I ask a favor of you?
    They robbed her of her purse.
  (2) That's just the tip of the iceberg.
    The upper part of the statue was smashed into pieces with a hammer.
    I am a member of the tennis club.
  (3) Those glasses are all made of crystal.
     C.f. This paper isn't made from trees.
  (4) What do you think of the new plan?
    She reminds me of her mother.
  (5) a story of love
    a picture of Kate
    a girl of ten
6.1.7 onの用法

 \mathrm{on}の基本的な用法は、接触である。

  (1) 位置 基本の意味は「…の上に」である。ただし接触していなければならない*1
  (2) 時 日にち・曜日について「…に」を表す。また特定された日の午前・午後・夜などについても\mathrm{on}を用いる。
  (3) 支点・依存 接触」のイメージから「…で支えて」「…に依存して(支えられて)」という意味を表す。
  (4) 状態 人や物事の状態、進行中の状況や活動を表す。
  (5) 動作・行為の対象 「…に向かって」「…に対して」と方向や対象を表す。
  (1) I sat on a chair to take a rest.
    There are several pens on your desk.
    The graph on the wall shows our sales record.
    There was a bug on the ceiling.
  (2) The symposium will begin on July 15.
    The only free time I have on Wednesday is at 3:00.
    Do you have any appointments on Monday morning?
  (3) Lie on your belly.
    He is still dependent on his parents.
  (4) The building was on fire.
    The unemployment rate is on the increase in Japan.
    He is on duty from 10 a.m. until 6 p.m.
  (5) Someone was tapping on the door.
    Don't spend too much money on horseracing.
6.1.8 toの用法

 \mathrm{to}の基本的な用法は、…へ」「…に向かってという方向を表すものである。

  (1) 到達点・範囲 「…の方へ」「…まで」という意味を表す。「起点」を表す\mathrm{from}と併記されることが多い。
  (2) 対象 「…にとって」「…に対して」という意味を表す。
  (3) 結合・一致 「…にくっついて」「…に合わせて」などの意味を表す。
  (4) 比較 「…と比べて」という意味を表す。
  (1) Is this way to the station?
    I work from Monday to Friday.
  (2) We should try to be kind to others.
    Money means everything to Paul.
  (3) Please attach the file to your e-mail.
    She was moving her body to the beat.
  (4) I cannot but feel inferior to others in my class.
    Compared to the previous year, we have achieved a lot so far this year.
6.1.9 withの用法

 \mathrm{with}の基本的なイメージは、何かが加えられることである。

  (1) 同伴・所有・携帯 <\mathrm{with}+人>で「…と一緒に」を表す。

また<\mathrm{with}+物>で「…を持っている」を、<\mathrm{with}+人>で「…を身につけて」を表す。
  (2) 付帯状況 「…という状態で」を意味する。
  (3) 道具・原因・理由 「…を用いて」「…で」と道具や手段を表す。
  (1) Will you please dance with me?
    There was a girl with beautiful red hair on the beach.
    I have almost no money with me now.
  (2) Don't talk with your mouth full.
    Jimmy sat smiling with his legs crossed.
  (3) I opened the letter with a knife.
    He was stirring the coffee with a spoon.
    His eyes were glaring with excitement.

6.2 前置詞と目的語

 前置詞は、後に必ず名詞表現が置かれる。前置詞の後にくる名詞表現を「前置詞の目的語」という。
 疑問符が目的語になったり、受動態にしたり、関係代名詞の先行詞が目的語であったり、\mathrm{to}不定詞の形容詞的用法がであったりする場合、前置詞の目的語が移動することで前置詞のみが残存する。

  (1) What are you looking for?
  (2) The patients are all well looked after.
  (3) This is the hotel which George is staying at.
  (4) We need a large box to keep our papers in.

*1:接触を伴わずに上にあるという場合は、overまたはaboveが用いられる。

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