業務でC#を用いることになったので、最近勉強していなくて朧気になってきた知識をReviseする意味でも、以下の書籍を読みながらC#で実装してみる。最後となる今回はP.237-240まで。
8.8.4 陰的有限差分法
前方差分を用いて近似することで
8.8.5 Crank-Nicolson法
に関する1次偏微分は前方差分を使い、に関する1次および2次偏微分はグリッドおよびグリッドにおける中心差分の平均値を用いることにすれば
が成り立つ。ここで
である。これは有限差分法の中でも近似精度と解の安定性が高い方法で、Crank-Nicolson法という。