「大人の教養・知識・気付き」を伸ばすブログ

一流の大人(ビジネスマン、政治家、リーダー…)として知っておきたい、教養・社会動向を意外なところから取り上げ学ぶことで“気付く力”を伸ばすブログです。目下、データ分析・語学に力点を置いています。

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英文ライティングのルール(07/X)

 英語の書き方を学ぶべく、

を順々に読んでいく。
 今回は「The Element of Style」を読んでいく。

4. よく間違えられる語・表現

  • ここで取り上げている語や表現は、悪い英語ではなく、不注意な書き方のありふれたものである。
  • clever

     この語が人に適用されたときに持つ意味が、馬に適用されると異なるものになる。\mathrm{clever\ horse}とは独創的な馬を意味するわけではなく、気立ての良い馬を意味する。
  • compare

     compare\ toは本質的には異なる種類と見なされる対象間に類似性があることを指摘ないし暗示するものであり、compare\ withは本質的に同じ種類と見なされる対象間の異質性を主に指摘するものである。したがって人生は巡礼やドラマ、戦いにcompare\ to(比較)されてきたし、米国議会は英国議会とcompare\ with(比較)されてきたのである。パリは古代のアテネcompare\ to(比較)され、現代のロンドンとcompare\ with(比較)され得るのである。
  • comprise

     字義どおりには「包含する」ことを意味する。たとえば「動物園は哺乳類や爬虫類、鳥類を擁する」(A zoo comprises mammals, reptiles, and birds.)。しかし動物は動物園を擁しない。
  • consider

     \mathrm{believe\ to\ be}(…と思える)という意味で用いるのであればasは続けない。

     \mathrm{examined},\mathrm{discussed}(考慮する、検討する)の意味で用いる場合はasを続ける。
   E.g.   × I consider him as competent.
      I consider him competent
   E.g.     The lecturer considered Eisenhower first as soldier and second as administrator.
  • contact

     他動詞としては、曖昧で尊大なものである。人にはcontactするものではなく、get\ in\ touch\ withするものであり、look\ them\ up,phone\ them,find\ them,そしてmeet\ themするものである。
  • cope

     自動詞としてはwithと共起する。格式体では、「人は"\mathrm{cope}"」するものではなく、「人は\mathrm{cope\ with\ }something / someone」するものである。
   E.g.   × I knew they'd cope.
   E.g. I knew they would cope with the situation.
  • currently

     現在形における動詞と共起するnowの感覚では、\mathrm{currently}は普通冗長である。強調したいのであればより正確に時間に言及することでより意図したとおりに達成できる。
   E.g.   We are currently reviewing your application.
      We are at this moment reviewing your application.
  • data

     strata,phenomenamediaのように\mathrm{data}は複数形であり、複数形の動詞と用いるべきである。しかし徐々に単数形として扱われつつある。
  • different than*1

     以下のような論理が確立した用法であることを支持している:

     あるものは別のものと異なる(differ\ from)、したがってdifferent\ fromということであり、これはすなわちother\ thanということでもある。
  • disinterested

     この語はimpartial(「偏りのない、公平な」)の意味であり、uninterested(=「興味が無い」)と誤用してはならない*2
  • divided into

     composed\ ofの意味で誤用しないこと。とはいえこれらに線引きをするのが難しいこともある。
  • due to

     副詞的表現においてthrough, because\ of,もしくはowing\ toを漠然と意味すべく用いることがある。
   E.g.   He lost the first game due to carelessness.
      He lost the first game because of carelessness.
  • each and every one

     呼び込みの隠語である。会話を除き、利用を避けるべきである。
  • effect

     名詞としては\mathrm{result}の意味を持つ。動詞としては\mathrm{to\ bring\ about}\mathrm{accomplish}の意味を持つ(affectと意味を混同しない事。そちらは\mathrm{to\ influence}の意味である。)

     名詞としては、ファッションや音楽、絵画、その他の芸術に関してのいい加減な書き物で漫然と用いられることがある。表現する断定的な意図を有している書き手はそのような曖昧な物言いをする言い訳をしない。
  • enormity

     あまりにも不道徳なことに対して用いる。誤りとまでは言えないが、大きさを表現するのに用いるのは誤解を招く。
  • enthuse

     enthusiasmから生まれた迷惑な動詞である。推奨しない。
  • etc.

     文字通りには\mathrm{and\ other\ things}(その他のもの)という意味だが、時々、緩く「その他の人」という意味で用いられる。その文言は、\mathrm{and\ the\ rest}\mathrm{and\ so\ forth}と同等の意味を持ち、したがってもしそれらのうち1つが不十分ならば、すなわちもし読者が重要な項目について疑念を遺しているならば、使うものではない。

     such\ asfor\ example、その他の表現ではじまる一覧の最後では、etc.は不適当である。格式的な文章では、etc.は不適当である。

*1:different fromが正しく、thanを誤用とする人もいるが、特に米国を中心にして広く用いられている。

*2:現実には「興味が無い」の意味でも用いられることがあるようだ。日本語では「全然」が明治時代には肯定文に用いられたのが、否定文に用いられるのが正解とされ、現在では俗語としては肯定文で用いられるような変遷と似たようなものなのかもしれない。

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