「大人の教養・知識・気付き」を伸ばすブログ

一流の大人(ビジネスマン、政治家、リーダー…)として知っておきたい、教養・社会動向を意外なところから取り上げ学ぶことで“気付く力”を伸ばすブログです。

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今日のニュース(2020年8月27日)

1.今日のポイント

(1)【仮想通貨】テザーの取扱高がビットコインを凌駕

(2)【中東】トルコとギリシャが更なる緊張へ

(3)【中国】大豆輸入でロシアと協力へ

(4)【日本】横須賀市が基地協議会を退会

2. マーケット指標

指数 前日終値 増減値 増減率 日付
日本
日経平均
23,290.86
▲5.91
▲0.0254%
26日終値
TOPIX
1,624.48
▲0.75
▲0.0462%
26日終値
JASDAQ
167.54
0.07
0.0418%
26日終値
東証マザーズ
1,150.19
16.97
1.49%
26日終値
日本国債10年物
0.039
▲0.003
▲7.14%
26日終値
米国
ダウ平均
28,331.92
83.48
0.295%
26日終値
S&P500
3,478.73
35.11
1.01%
26日終値
NASDAQ
11,665.06
198.59
1.73%
26日終値
SOX指数
2,250.23
7.17
0.319%
26日終値
米国債10年物
0.688
0.006
0.94%
26日終値
欧州・アジア
英FTSE100
6,045.6
8.6
0.142%
26日終値
DAX
13,190.15
128.53
0.979%
26日終値
上海総合指数
3,329.74
▲43.84
▲1.31%
26日終値
印SENSEX30
39,073.92
230.04
0.59%
26日終値
外国為替
USDJPY
105.98
0.00
0.00%
27日 06:35:21
EURJPY
125.40
0.04
0.03%
27日 06:35:21
EURUSD
1.1832
0.0003
0.02%
27日 06:35:33
コモディティ・その他
原油先物(WTI)
43.42
0.07
0.16%
26日終値
原油先物(Brent)
46.29
0.09
0.19%
26日終値
金先物(COMEX)
1,962.40
39.30
2.04%
26日終値
先物(COMEX)
2.9770
0.0430
1.47%
26日終値
BTCJPY(bitFlyer)
1,216,528
▲234
▲0.02%
27日 00:01:35

3. ニュース(1):【仮想通貨】テザーの取扱高がビットコインを凌駕

en.cryptonomist.ch

(1) 知っておきたいこと

 テザーは米ドルと価値が連動するように裏付資産を米ドルとしてペッグしているステーブルコインであり、金融制裁を受けていたり米国に取引を把握されたくなかったりする国・人物には望ましいコインである。そうした性質から、たとえばロシアと中国間での取引で利用されているようだ。その運営会社は香港にあるのだが、昨今の情勢を受けて、そのままでいられるのだろうか?
 仮想通貨は金(ゴールド)に代替し得る「安全資産」という論調が増えつつある*1


図表1 各資産の直近150日相対価格の推移
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(出典:Quandlからデータを取得し筆者作成)

 Covid-19が叫ばれ始めた3月頃になってビットコインは急上昇しているのだが、むしろ銀に類似した価格の上昇度合いを演出していることが明らかだ。すなわち急遽マネーが入っていったということだ。安全資産の比喩として「金(ゴールド)」と呼ぶのは正しそうではあるものの、実際の動きはそうとは言い難い。Covid-19を受けて株式の運用先がダメになったことで急遽資金が流れた一方で株式には中央銀行からの資金が入って回復しつつあるために、仮想通貨が高水準を維持している、とでも見ればよいのではないか。ひとまずはこのトレンドが続くと言えそうだ。

(2) まとめ

4. ニュース(2):【中東】トルコとギリシャが更なる緊張へ

www.nzz.ch

  • トルコは領海での天然ガス田発見を受けてギリシャに対して挑戦的な姿勢を崩していない
  • そうしたトルコ側の姿勢を受けてギリシャも外交姿勢を積極化させるとともにイオニア海の領有権を改めて主張している

(1) 知っておきたいこと

 この対立を受けて近隣諸国の動きは異なっている*2

他方でドイツは意外にもトルコ側に同情的なのだという*3。「新しい中東(The New Middle East)」においてたいていの中東諸国は縮小・解体していくのだが、その主導役はトルコなのかもしれない。

(2) まとめ

  • トルコとギリシャは長年の宿敵である
  • トルコは率先して中東の混乱を拡大させているように見える

5. ニュース(3):【中国】大豆輸入でロシアと協力へ

www.scmp.com

  • 中国商務部とロシア商務省が大豆のサプライチェーン強化で協力すべき主旨で議論した
  • 中国最大の大豆輸入業者は米国からの輸入を継続することを表明している

(1) 知っておきたいこと

 大豆はロシアではあまり採れず、中国では採れはするもののその消費を賄うには少なすぎる。他方で、米国および南米(ブラジル、アルゼンチン)がその生産の太宗を占めている。そうした構造である中で、中国は米国と係争を抱えてきた一方でブラジルないしアルゼンチンからの輸入を拡大させてきた。それにもかかわらず米国からの輸入を維持し続けるというのは何故だろうか。
 為替レートで言えば、直近には元高となっているから、納得はできる。しかし、常にそうである訳は無い。他方で、米国からしてみれば中国という巨大マーケットを失うことは、大豆業者からしてみれば地獄のような沙汰でもある。EUでは中国への輸出を賄えるほどの消費増は見込めない。となると、米国の輸出欲をしっかりと理解して中国が立ち振る舞っている、とでも考えればよいのだろうか。


図表2 大豆関係先物の価格推移
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(出典:Quandlからデータを取得し筆者作成)

 商品、とくに穀物関係は依然として米国が強い力を持っているが、強すぎるからこそ、輸出先を失うことができないというジレンマを抱えている。 

(2) まとめ

  • 大豆マーケットではブラジルの影響力は強いが、やはり米国が強力だ
  • 米国自身、輸出先を失うことはできず、輸出規制を永続させることはできない

6. ニュース(4):【日本】横須賀市が基地協議会を退会

www.asahi.com

  • 米軍基地に関係する神奈川県内の自治体で作る県基地関係県市連絡協議会から横須賀市が退会した
  • 米軍のCovid-19対応を受けて黒岩祐治知事が日米地位協定見直しの必要性にも言及するなかで、考え方の相違が大きくなったことが脱退の原因だという

(1) 知っておきたいこと

 横須賀基地の影響力の大きさから、横須賀市と米軍の関係は緊密である。神奈川県とは別個に米軍と交渉もしてきた。その横須賀市が脱退したことのインパクトは小さくないのであって、この先はどうなっていくだろうか?沖縄県が大きく取りざたされがちではあるものの、群馬県など米軍基地が多いところは少なくない。他方で、横須賀市といえば小泉(純一郎)家のお膝元であり、とくに小泉純一郎は米国との距離感を適切に取ってきた、稀有な政治家である。それがこうした距離を取っていることに如何なる意味を読み取ればよいのだろうか。

(2) まとめ

  • 横須賀市は小泉家のお膝元であり米国(米軍)との距離の取り方は独特なものがある
  • 神奈川県の足並みが崩れるのは米軍にとっては望ましい
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