「大人の教養・知識・気付き」を伸ばすブログ

一流の大人(ビジネスマン、政治家、リーダー…)として知っておきたい、教養・社会動向を意外なところから取り上げ学ぶことで“気付く力”を伸ばすブログです。

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今日のニュース(2020年8月14日)

1.今日のポイント

(1)【米国】環境保護庁がオバマ政権時代の化石燃料排出規制水準を設定

(2)【バチカン北朝鮮との関係

(3)【国際金融】影の銀行への規制強化へ?

(4)【日本】政治家のリーダーシップとは

2. マーケット指標

指数 前日終値 増減値 増減率 日付
日本
日経平均
23,249.61
405.65
1.76%
13日終値
TOPIX
1,624.15
18.62
1.15%
13日終値
JASDAQ
165.33
1.08
0.655%
13日終値
東証マザーズ
1,032.1
23.25
2.28%
13日終値
日本国債10年物
0.030
▲0.004
▲11.76%
13日終値
米国
ダウ平均
27,896.72
▲80.12
▲0.287%
13日終値
S&P500
3,373.43
▲6.92
▲0.205%
13日終値
NASDAQ
11,042.50
30.27
0.27%
13日終値
SOX指数
2,202.41
▲24.81
▲1.12%
13日終値
米国債10年物
0.718
0.002
0.21%
13日終値
欧州・アジア
英FTSE100
6,185.62
▲94.48
▲1.52%
13日終値
DAX
12,993.71
▲64.92
▲0.498%
13日終値
上海総合指数
3,320.73
1.46
0.044%
13日終値
印SENSEX30
38,310.49
▲59.14
▲0.154%
13日終値
外国為替
USDJPY
106.97
0.05
0.04%
14日 08:17:09
EURJPY
126.42
0.13
0.10%
14日 08:17:18
EURUSD
1.1819
0.0007
0.06%
14日 08:17:30
コモディティ・その他
原油先物(WTI)
42.38
0.14
0.33%
14日 08:14:12
原油先物(Brent)
45.06
0.00
0.00%
13日終値
金先物(COMEX)
1,969.40
▲1.00
▲0.05%
14日 08:18:02
先物(COMEX)
2.7997
0.0030
0.11%
14日 08:17:13
BTCJPY(bitFlyer)
1,256,820
20,564
1.66%
14日 08:18:25

3. ニュース(1):【米国】環境保護庁がオバマ政権時代の化石燃料排出規制水準を設定

thehill.com

  • 環境保護庁(EPA)が石油・天然ガスに対するメタン排出量規制を設定した
  • この規制はオバマ時代に完了できず棚上げになっていたものでその他の燃料と同様の措置を取ったこととなる

(1) 知っておきたいこと

 トランプ政権が化石燃料に対する規制を緩和化してきた一方で、EPAがこのような規制を厳格化させたのは2つの観点から興味深い。1つは米大統領選の行く末に対する暗示である。バイデン候補は化石燃料に対して厳しい姿勢を崩していないが、マイケル・ブルームバーグG20で金融関係の担当部署である金融安定理事会(FSB)により設置された気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の議長を務めていた)は当然のごとく同候補を支持してきた。米国において重要なセクターとしてエネルギーがあるが、このエネルギーに関係する部署は同国において根幹を成す重要なものだと聞いたことがある*1。そのエネルギーに関係してこうした規制が成された事実は“バイデン大統領”登場の布石のように見えるという訳だ。
 2つ目は新エネルギー源の行く末である。人類のエネルギー史を考慮するならば、短期でエネルギー源が別のものにシフトすることはあり得ない。100~200年前に欧米らで主流だった石炭はインドなどで未だに広く使われていることからも明らかだ。とはいえども、海軍次官時代のチャーチルが1911年に主要燃料と採用したことが象徴するように、その前後から石油が新たな主軸燃料となった。既存エネルギーに規制を掛ける中で、そうした新たなものが出る可能性を踏まえておきたい。それに類するものとしてどのようなものが出てくるだろうか。米航空宇宙局(NASA)はトカマク型やステラレーター型といった既存のプラズマ閉じ込め方式を利用することなく核融合反応を発生させる実験を成功させている*2核融合が新たなエネルギーをもたらす可能性を考えたい。

(2) まとめ

  • バイデン大統領が生まれる確率がこれで上昇したとも考えられる
  • 新エネルギー源として何が生まれるか

4. ニュース(2):【バチカン北朝鮮との関係

www.vaticannews.va

  • 廉洙政・第14代ソウル大教区長兼平壌教区長代行が平壌教区にファティマの聖母像を15日に奉納すると発表した
  • 日本からの独立75周年と朝鮮戦争の停戦70周年を祝しさらには南北朝鮮の信者を融和できることを願っての措置であるという

(1) 知っておきたいこと

 北朝鮮ではカトリック教徒は世界でも最も厳しく弾圧を受けていると言われている*3。しかし在朝外国人向けのために教会がある。
 また過去に触れたようにバチカンの影響力を考慮し、金日成主席はNPT脱退問題があったときにヨハネ・パウロ2世(当時のローマ法王)を北朝鮮に招くことを考えていたとの証言がある*4。明日は終戦の日ということもありただただそのためだけに設置するとも考えられるが、このようにバチカン北朝鮮に接近していることに注目しておきたい。

(2) まとめ

5. ニュース(3):【国際金融】影の銀行への規制強化へ?

www.handelsblatt.com

  • ヘッジファンドらが今秋に規制強化を受ける可能性がある
  • Covid-19を受けた相場の混乱は中央銀行に対する疑念を強めることになり得る

(1) 知っておきたいこと

 2008年のリーマンショック後の再来が生じるということである。2008年以降、主にFRBによる金融緩和を受け大幅ドル安が導かれたうえ株式相場が凋落したことで、債券のみならずコモディティの高騰をもたらした。その後、実体経済への更なる損害を恐れコモディティ投資への規制が入ったのだった。
 今回もそれと同じような動きが生じると言えるのだろうか?


図表1 穀物の相対価格推移
f:id:suguru_125:20200814110053j:plain
(出典:Quandl経由でデータ取得したうえで筆者作成)

図表2 エネルギー資源の相対価格推移
f:id:suguru_125:20200814110106j:plain
(出典:Quandl経由でデータ取得したうえで筆者作成)

図表3 貴金属の相対価格推移
f:id:suguru_125:20200814110114j:plain
(出典:Quandl経由でデータ取得したうえで筆者作成)

図表4 商品作物の相対価格推移
f:id:suguru_125:20200814110145j:plain
(出典:Quandl経由でデータ取得したうえで筆者作成)

明らかに違うのは実体経済自体が大きく縮小したことで、コモディティに即座にマネーが入ったとは必ずしも言い難いという点である(図表2のエネルギー価格の推移を見ても、リーマンショック時代の動きとは大きく相違するのは明らかであろう)。したがって安直に当時の状況が再来するとは考え難い。
 とはいえ、良く知られたアノマリーとして、10月に相場が荒れやすいというものがある。先週から米長期金利が上昇に転じてきていることを考えるならば、今秋に(特に9月下旬から10月頭にかけて)相場の大転換となるような事象が生じる可能性を考慮すべきである。

(2) まとめ

  • 現在のヘッジファンドらによる動きは2008年のものとは少し異なる
  • とはいえ、9月下旬から10月頭にかけて大きな変化が生じることでそれに倣う可能性はある

6. ニュース(4):【日本】政治家のリーダーシップとは

www.asahi.com

  • 高レベル放射性廃棄物の最終処分場の候補地選定に向けた国の文献調査に応募することを片岡春雄・北海道寿都町長が表明した
  • 同町の財政難を受けて国からの最大20億円の交付金を企図したものだという

(1) 知っておきたいこと

 同町は経済産業省が公表する科学的特性マップに則るならば、場所としては悪くない。


図表5 北海道の科学的特性マップ
f:id:suguru_125:20200814113015j:plain
(出典:北海道新聞*5

 他方で、今回の措置に対してこのようなプラス・マイナス面があるという*6
【プラス】

  • 入が年2億円ほどしかない町財政の将来への不安をカバーできる

【マイナス】

  • 北海道には「高レベル放射性廃棄物は受け入れがたい」とする条例が存在する
  • 町民からの反発が生じ得る

 筆者はこの公表*7に対して安易に批判することは出来ないと考えている。いうまでもなく、高レベル放射性廃棄物の廃棄場を造ることが人体および環境に与えうるインパクトは小さくないだろう。そうしたことに対する批判は覚悟のうえで、財政危機への対応策としてリーダーシップを発揮したことは称賛に値するのではないか*8
 裏で何かがあった(贈賄であるとか)のであれば酷いことではあるが、リスクがある中である立場を表明し、議論を巻き起こしたということは政治家(せいじ「か」)としては好ましい行動ではないだろうか。

(2) まとめ

  • その内容自体の是非はともかく、リスクがある中でリーダーシップを取ることは好ましい
  • 今後、北海道内での議論の進展および片岡町長の行動を見ていきたい
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