「大人の教養・知識・気付き」を伸ばすブログ

一流の大人(ビジネスマン、政治家、リーダー…)として知っておきたい、教養・社会動向を意外なところから取り上げ学ぶことで“気付く力”を伸ばすブログです。目下、データ分析・語学に力点を置いています。

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英文ライティングのルール(12/X)


 英語の書き方を学ぶべく、

を順々に読んでいく。
 今回は「The Element of Style」を読んでいく。

4. よく間違えられる語・表現

  • ここで取り上げている語や表現は、悪い英語ではなく、不注意な書き方のありふれたものである。
  • The truth is.../ The fact is...

     文章の始まりとしては良くない。真実や事実の認識を有しているのならば、素直にそのことを言えばいい。このような言及をする必要はない。
  • they, he or she

     先行詞がeach, each\ one,[ tex:everybody,] every\ one many\ a\ manのような配分的な場合、theyで受けず、単数形の代名詞で受けること。同じような過ちは、anybody, somebody, someoneといった複数名の代名詞を用いることである。
  • this

     代名詞としての\mathrm{this}は先行する文ないし節全体の意味に言及するが、その内容を常に負っているわけではなく、曖昧な言及となる場合がある。以下の例では、最初の\mathrm{this}\mathrm{the} \mathrm{first} \mathrm{visible} \mathrm{evidence}が何かが即座には判別し難い。
   E.g.   Visiting dignitaries watched yesterday as ground was broken for the new high-energy physics laboratory with a blowout safety wall. This is the first visible evidence of the university's plans for modernization and expansion.
      Visiting dignitaries watched yesterday as ground was broken for the new high-energy physics laboratory with a blowout safety wall. The ceremony afforded the first visible evidence of the university's plans for modernization and expansion.
  • thrust

     この一見印象的な名詞は、力の大きさや自らの性を暗示するもので、企業役員や政治屋、スピーチライターのお気に入りである。控えめに用い、特定の利用方法に抑えること。
   E.g.   Our reorganization plan has a tremendous thrust.
      The piston has a five-inch thrust.
  • tortuous / torturous

     \mathrm{winding} \mathrm{road}tortuous(曲がりくねった)であり、\mathrm{painful} \mathrm{ordeal}torturous(拷問のよう)である。いずれも"\mathrm{twist}"の派生語であり、捻りは拷問の一形態である。
  • transpire

     "\mathrm{happen}"や"\mathrm{come} \mathrm{to} \mathrm{pass}"の意味では用いないこと。多くの書き手はそのように用いるが、そうした使い方はラテン語での意味である「息が広がる、通る」にほとんど支持されない。しかし、"\mathrm{become} \mathrm{known}"という意味は正しい。
  • try

     \mathrm{try\ and\ mend\ it}ではなく、\mathrm{try\ to\ mend\ it}のように不定詞を取ること。言語学を学ぶ学生はtry\ andが勝ち残りイディオムになると主張するだろう。実際、それは形式ばらず許容し得る。しかしtry\ toが正確であり、格式的なスタイルで書いている場合はtry\ toと書くこと。
  • type

     kind\ ofの同義語ではない。
   E.g.   × that type employee
      that kind of employee
   E.g.   × I dislike that type publicity.
      I dislike that kind of publicity.
   E.g.   × small, home-type hotels
      small, homelike hotels
   E.g.   × a new type plane
      a plane of a new design
  • unique

     "\mathrm{without} \mathrm{like} or \mathrm{equal}"の意味ではない。したがって独自性の度合いが一切ないということである。
   E.g.   × It was the most unique coffee maker on the market.
      It was a unique coffee maker.
   E.g.   × The balancing act was very unique.
      The balancing act was unique.
   E.g.   × Of all the spiders, the one that lives in a bubble under water is the most unique.
      Among spiders, the one that lives in a bubble under water is unique.
  • utilize

     useの方が好ましい。
   E.g.   I utilize the facilities.
      I used the facilities.
  • verbal

     "mathrm{word} mathrm{for} mathrm{word}"(一語一語)の意味を持つことがあり、この意味では文章として書かれたものについて言及している場合がある。oralは口頭で伝えられたものに関する意味に限定される。mathrm{oral} mathrm{agreement}(口約束)はmathrm{verbal} mathrm{agreement}(口頭契約)よりも正確である。
  • very

     この語を用いるのは控えめにした方がよい。強調が必要な所にはそれ自体が強い語を用いるべきである。
  • while

     and,butalthoughの代わりにこの語を見境なく用いるのは避けること。多くの書き手が度々、接続詞を変えたいという単なる思いもしくはどちらの接続詞がより適切か疑問であることからand,butの代わりに用いる。この用い方ではセミコロンに置き換えるのが最も相応しい。
   E.g.   × The office and salesrooms are on the ground floor, while the rest of the building is used for manufacturing.
      The office and salesrooms are on the ground floor; the rest of the building is used for manufacturing.
  • -wise

     接頭辞もどきとして見境なく用いないこと(E.g. pricewise,marriagewise)。\mathrm{in} \mathrm{the} \mathrm{manner} \mathrm{of}を意味するときに主に便利なものである。
  • worth while

     漠然とした承諾および(notを伴って)不同意の言葉としては過剰である。応用できるのは動作のみに厳密に限られる。形容詞のworthwhileは許容されるが廃れつつある。
   E.g.   × His books are not worth while.
      His books are not worth reading.
   E.g.   a worthwhile project
      a promising (usefuk, valuable, exciting) project
  • would

     習慣や繰り返される行動を表すのによく用いられる。しかし習慣ないし反復の概念がonce\ a\ yeareverydayなどで表されると、wouldを除く過去時制だけで常に十分で、より簡潔に強調の意味になる。\mathrm{narrative} \mathrm{writing}*1では、常に一般事象から特定事象へと、すなわち一般的な習慣を述べるのみの文章からある特定の日や時期での動作を表現する文章へと移っていく。変化を明示し損ねると誤解を招きかねない。
   E.g.   He would get up early and prepare his own breakfast before he went to work.
   E.g.   Once a year he would visit the old mansion.
      Once a year he visited the old mansion.

*1:過去の出来事について述べる文章で、物語の中で起きたハプニングや事件を強調するような書式。

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