「大人の教養・知識・気付き」を伸ばすブログ

一流の大人(ビジネスマン、政治家、リーダー…)として知っておきたい、教養・社会動向を意外なところから取り上げ学ぶことで“気付く力”を伸ばすブログです。目下、データ分析・語学に力点を置いています。今月(2022年10月)からは多忙につき、日々の投稿数を減らします。

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フランス語文法・その2(12/27)

12. 現在分詞

 フランス語の現在分詞は英語の-\mathrm{ing}形に相当する。ほとんどの動詞の現在分詞は現在形における\mathrm{nous}の活用から-\mathrm{ons}を除き-\mathrm{ant}を追加すればよい。

  
parler
parlant  
lire
lisant
  
finir
finissant  
prendre
prendant
  
rendre
rendant  
écrire
écrivant

これは語幹の最後の音節がすべての現在分詞において発音されることを意味する。以下の3つのみが不規則変化である:

  
avoir
ayant
  
être
étant
  
savoir
sachant

現在分詞は形容詞ないし動詞として使われることもあり得る。形容詞として利用されるとき、現在分詞は普通、名詞や代名詞の後に従い、性数一致させるべく変化する。

   E.g. de l'eau courante
     les numéros gagnants
     des histoires touchantes


動詞として扱う場合、現在分詞は前置詞\mathrm{en}の後に続き変形しない*1。また何かがなされた理由や手段を表すことがある。

   E.g. Ici on ne parle pqs en travaillant.
   On ne maigrit pas en mangeant des glaces.


 現在分詞は関係節の代わりに用いられることもある。この場合、性数は変化しない。この用い方は格式体での話し言葉や書き言葉で用いる。

12.1 不定形の使用法

 フランス語は不定形は文において主節として機能する。英語では-\mathrm{ing}形がこの役割を担う。

   E.g. Voir, c'est croire. 見ることは信じることだ(百聞は一見に如かず。)。


 不定形の後には別の動詞が続く。どの動詞が続くか次第で前置詞が先行するか否かが決まる。以下の動詞では不定形が(前置詞が入ることなく)直接続く。

  
aimer
…するのが好きである  
espérer
…を望む
  
aimer mieux
…する方が好きだ  
oser
敢えて…する
  
aller
…するつもりだ  
penser
…しようと思う
  
avoir beau
いくら…しても無駄である  
pouvoir
…できる
  
compter
…しようとする  
préférer
…する方が好きである
  
désir
…することを望む  
savoir
…することができる
  
détester
…するのが嫌いだ  
vouloir
…したい
  
devoir
…しなければならない/

すべきだ
 


動作動詞には不定形が直接続く。

   E.g. Tu compte partir en vacances en février ?
   Tu descends faire les courses.

 \mathrm{il\ faut}および\mathrm{il\ vaut\ mieux}不定形が直接続く。これらの表現は人とは共起せず非人称の\mathrm{il}のみが共起可能である。しかし時制の変化は出来る。

   半過去 il fallait
   未来形 il faudra
   条件形 il faudrait
   複合過去 il a fallu
   条件完了 il aura fallu

12.2 動詞+à+不定

  
s'amuser à
…で遊ぶ/楽しむ  
hésiter à
…するのを躊躇する
  
apprendre à
…の仕方を学ぶ  
s'intéresser à
…するのに興味がある
  
arriver à
首尾よく…する  
se mettre à
…し始める
  
s'attendre à
…するのを望む  
s'obstiner à
あくまで…する
  
avoir à
…しなければならない  
parvenir à
ようやく…できる
  
chercher à
…しようと努める  
passer son temps à
…して過ごす
  
commencer à
…することを始める  
penser à
…することを考える/

忘れずにする
  
se consacrer à
…に没頭する  
se préparer à
…する支度をする
  
consentir à
…することに同意する  
se résigner à
あきらめて…する
  
continuer à
…し続ける  
réussir à
…することに成功する
  
se décider à
決意して…する*2  
songer à
…しようと考える
  
s'ennuyer à
…するほど退屈である  
tendre à
…することを目指す
  
s'exercer à
…の訓練(練習)をする  
tenir à
どうしても…したいと思う
  
s'habituer à
…するのに慣れる  

12.3 動詞+de+不定

 以下のように前置詞の\mathrm{de}に続く不定形と結合したいくつかの動詞表現が存在する:

  
s'abstenir de
…するのを慎む  
entreprendre de
…することを企てる
  
accepter de
…するのを受け入れる  
essayer de
…しようと努力する
  
s'arrêter de
…するのを止める  
s'étonner de
…して驚く
  
avoir l'intention de
…するつもりである  
éviter de
…するのを避ける
  
avoir peur de
…することを恐れる  
s'excuser de
…を容赦する
  
avoir raison de
…するのは尤もだ  
finir de
…し終える
  
avoir tort de
…するのは間違いだ  
se flatter de
…を自慢する
  
brûler de
…したくてうずうずする  
mériter de
…するのに値する
  
se charger de
…するのを引き受ける  
oublir de
…するのを忘れる
  
choisir de
…することに決める  
parler de
…するつもりだと話す
  
craindre de
(自分が)…するのを恐れる  
promettre de
…になることを予想させる
  
décider de
…することを決心する  
se proposer de
…することを勧める
  
se dépêcher de
急いで…する  
refuser de
…するのを拒む
  
s'empêcher de
…するのを妨げる  
regretter de
…したのを後悔する
  
s'empresser de
急いで…する  
résoudre de
…しようと決心する
  
 
risquer de
危険を承知で…する

venir deは「ちょうど…したところだ」の意味を持つ。

à, deを用いない例も存在する。

  
finir par faire qqch
…して終える
  
commencer par faire qqch
…することから始める

以下の例は対照的な意味を持つ表現である。

   E.g. Il commence à chercher du travail. 彼は職探しを始めている。
     Il commence par chercher du travail. 彼はまずは職探しから始めようとしている。
   E.g. Il a fini de nous aider. 彼は私たちを助けるのを止めた。
     Il a fini par nous aider. 彼はついに私たちを助けた。

12.4 動詞+目的語+de+不定

 後続する不定形が直接目的語も共起する\mathrm{de}を伴う動詞のグループは以下の通りである:

 
accuser qqn de faire qqch
…が…するのを糾弾する
 
convaincre qqn de faire qqch
…が…したのを認めさせる
 
décourager qqn de faire qqch
…が…する気を失わせる
 
dissuader qqn de faire qqch
…に対して…するのを思い止まらせる
 
empêcher qqn de faire qqch
…が…するのを妨げる
 
féliciter qqn de faire qqch
…が…するのを嬉しく思う
 
persuader qqn de faire qqch
…を…するよう説得する
 
prier qqn de faire qqch
…に…するようお願いする
 
remercier qqn de faire qqch
…に…したことへの御礼を言う


 後続する不定形が間接目的語も共起する\mathrm{de}を伴う別の動詞のグループは以下の通りである:

 
commander de faire qqch
…に…するよう命令する
 
conseiller de faire qqch
…に…するよう勧める
 
déconseiller de faire qqch
…に…しないよう勧める
 
défendre de faire qqch
…に…するのを禁じる
 
demander de faire qqch
…に…するよう求める
 
dire de faire qqch
…に…するよう言う(命じる)
 
interdire de faire qqch
…に…することを禁じる
 
ordonner de faire qqch
…に…するよう命じる
 
pardonner à qqn de faire qqch
…に…することを許す
 
permettre à qqn de faire qqch
…に…するのを可能にする
 
promettre à qqn de faire qqch
…に…することを約束する
 
proposer à qqn de faire qqch
…に…することを勧める
 
reprocher à qqn de faire qqch
…したことに対して…を非難する
 
suggérer à qqn de faire qqch
…に…することを(控えめに)勧める

12.5 形容詞または名詞+前置詞+不定

  • ほとんどの形容詞および名詞は不定形を従わせるのにdeを伴う。
  • 中にはàを伴うものもある。
  • \mathrm{trop}\mathrm{assez}を伴う形容詞は\mathrm{pour}を前置詞として共起する。
   E.g. Tu étais surprise d'aaprendre que notre équipe a perdu le match ?
     Je suis déterminée à être la première à avoir 20 à l'examen de maths.
     Pierrot est trop petit pour comprendre.

12.6 faire+不定

 ある人物が持つ、得た、もしく別の人間が原因となってするという概念を表現するのに\mathrm{faire}を用いる。

  • 仕事をさせるもしくは行動を起こす人は、もし他に主体がいなければ文末に置くことがある。
  • 文内に2つの対象が存在する場合、不定形の主体は直接目的語とする。\mathrm{faire}の主体は間接目的語とし、\mathrm{par}ないし\mathrm{à}を付帯する場合もある。
  • この用法での\mathrm{faire}は直接目的語と性数一致しない。
   E.g. Tu as fait redécorer ton appartement ?
     Mme Ducros fait étudier ses enfants.
     J'ai fait repeindre mon appartement par M. Jollivet.

*1:\mathrm{en}が省略される場合もある。

*2:décider àは単に決めることで、se décider àは色々迷ってから決心することを意味する。

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