- 1.今日のポイント
- 2. マーケット指標
- 3. ニュース(1):【ドイツ】諜報機関はコントロールされ得るのか?
- 4. ニュース(2):【UAE】英国人の拷問を指揮したとされる警察官僚がインターポール長官に立候補へ
- 5. ニュース(3):【中印】なぜロシアが中印紛争に関与したがるのか?
- 6. ニュース(4):【日本】デジタル庁が何をもたらすというのか
1.今日のポイント
(2)【UAE】英国人の拷問を指揮したとされる警察官僚がインターポール長官に立候補へ
(3)【中印】なぜロシアが中印紛争に関与したがるのか?
(4)【日本】デジタル庁が何をもたらすというのか
2. マーケット指標
指数 | 前日終値 | 増減値 | 増減率 | 日付 |
---|---|---|---|---|
日本 | ||||
日経平均 | 23,185.12 |
0 |
0% |
01日終値 |
TOPIX | 1,625.49 |
0 |
0 |
01日終値 |
JASDAQ | 172.09 |
0 |
0 |
01日終値 |
東証マザーズ | 1,226.58 |
0 |
0 |
01日終値 |
日本国債10年物 | 0.010 |
▲0.005 |
▲33.33% |
01日終値 |
米国 | ||||
ダウ平均 | 27,781.7 |
329.04 |
1.19% |
30日終値 |
S&P500 | 3,363 |
27.53 |
0.822% |
30日終値 |
NASDAQ | 11,167.51 |
82.26 |
0.74% |
30日終値 |
SOX指数 | 2,244.12 |
1.6 |
0.0713% |
30日終値 |
米国債10年物 | 0.69 |
0.03 |
4.45% |
30日終値 |
欧州・アジア | ||||
英FTSE100 | 5,866.1 |
▲31.4 |
▲0.534% |
30日終値 |
独DAX | 12,760.73 |
▲65.09 |
▲0.509% |
30日終値 |
上海総合指数 | 3,218.05 |
▲6.31 |
▲0.196% |
30日終値 |
印SENSEX30 | 38,067.93 |
94.71 |
0.249% |
30日終値 |
外国為替 | ||||
USDJPY | 105.69 |
0.06 |
0.0568% |
30日終値 |
EURJPY | 124.04 |
0.52 |
0.42% |
29日終値 |
EURUSD | 1.1732 |
0.0087 |
0.748% |
29日終値 |
コモディティ・その他 | ||||
原油先物(WTI) | 40.22 |
0.93 |
2.34% |
30日終値 |
原油先物(Brent) | 40.95 |
▲0.08 |
▲0.195% |
30日終値 |
金先物(COMEX) | 1,883.5 |
▲11.9 |
▲0.63% |
30日終値 |
銅先物(COMEX) | 3.02 |
0.027 |
0.898% |
30日終値 |
BTCJPY(bitFlyer) | 1,148,860 |
14,594 |
1.29% |
30日終値 |
3. ニュース(1):【ドイツ】諜報機関はコントロールされ得るのか?
(1) 知っておきたいこと
米国と同様にドイツにおいても諜報機関に対する法的な規制が厳格化された(もちろん他国でも諜報機関に対してしっかりと法的な規制を与えている)。とはいえ、単純にプライバシーを守るためだけでこうした議論が生まれたとは言えるのだろうか。何が意図なのだろうか。無論、他とは独立して生じたということもあり得るのだが、ここでは敢えて何かと連関性がある、すなわち真因があるとして考えてみよう。
GAFAに対抗して欧州は個人の情報に対する権利を強固に認めてきたのだが、それは欧州国民に対してその権利を侵害する主体はすべて規制を受けることとなる。そのためにBNDが影響を受けたのかもしれない。
他方でBNDが大きな規制を受けることとなってしまっては、対外機関に対するドイツの防御力が低減することとなる。ロシアのナワルヌイを保護する一方で、米国との関係は悪化し続けている。ドイツが更に不安定化すると考えても良いかもしれない。
(2) まとめ
- ドイツの諜報機関が制約を受けることは欧州国民の権利を守ることにはなる
- しかしドイツの防御力を低減させることにもつながる
4. ニュース(2):【UAE】英国人の拷問を指揮したとされる警察官僚がインターポール長官に立候補へ
- 英Telegraph紙がUAEのNasser Ahmed Al-Raisi氏によるインターポール長官への立候補に対するネガティブキャンペーンを開始した
- Nasser Ahmed Al-Raisiは英国人に対する拷問を主導した人物であるとされている
(1) 知っておきたいこと
UAEはイスラエルとの関係を改善させ、米国との関係をも親密であり続けてきた。そうした中で突如として英国がネガティブキャンペーンを行ない始めたことは注目に値する。すなわち、アゼルバイジャン・アルメニア情勢が紛糾していく中で、中東情勢も徐々に悪化していると考えられるのである。本件には少しでよいので注目していきたい。
5. ニュース(3):【中印】なぜロシアが中印紛争に関与したがるのか?
- ロシアは南アジアへの影響力確保に注力している
- 大ユーラシア圏を確実にすべく北京およびデリーとの関係を重要視している
(1) 知っておきたいこと
窮極的に、ロシアは中国との対決に至ると考えた方がよい。それが歴史を考えたときに次に生じると考えられる事態であり、現在のグローバル情勢から見ても自然である。とはいえ、そのためにはインドとの関係を更に親密にしなければならない、したがって、ロシアとインドが今以上の関係強化を行なった場合、次の段階に進むのかもしれないと考えるべきである。
(2) まとめ
- ロシアと中国は古典地政学の理論に則れば、絶対的に味方になり得ない
- 他方でそのためにもロシアとインドは接近し得る。それがどれだけ進むかに注目すべきだ