「大人の教養・知識・気付き」を伸ばすブログ

一流の大人(ビジネスマン、政治家、リーダー…)として知っておきたい、教養・社会動向を意外なところから取り上げ学ぶことで“気付く力”を伸ばすブログです。データ分析・語学に力点を置いています。 →現在、コンサルタントの雛になるべく、少しずつ勉強中です(※2024年1月21日改訂)。

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データベースとSQL(04/20)

はじめに

 データ分析を行う場合、データの管理運用、蓄積も重要な論点となる。そのためにはSQLやデータベースの知識が求められる。そこでまずは

を基にSQLの勉強をしていく。

3. 論理演算子

  • 論理演算子を用いると複数の検索条件を組み合わせることが可能になる。
  • \mathrm{NOT}演算子は「~ではない」という検索条件を作る。
  • \mathrm{AND}演算子を用いた検索条件は両辺が共に成り立つ場合に成立する。
  • \mathrm{OR}演算子を用いた検索条件は両辺の少なくとも一方が成り立てば成立する。
  • 真(\mathrm{TRUE})または偽(\mathrm{}FALSE)の一方になる値を真理値と呼ぶ。比較演算子は比較が成立すると真を、成立しないと偽を返す。ただし\mathrm{SQL}に特有の不明という真理値も存在する。
  • 論理演算子による真理値の操作とその結果をまとめた表を真理表と呼ぶ。
  • \mathrm{SQL}の論理演算は真・偽・不明を演算に含む3値論理である。

3.1 NOT演算子

 否定として\mathrm{NOT}演算子がある。これ単独ではできず、ほかの検索条件と組み合わせて利用する。

3.2 AND演算子とOR演算子

 \mathrm{WHERE}句では\mathrm{AND}演算子\mathrm{OR}演算子を用いて複数の検索条件を組み合わせることができる。

   \mathrm{AND}演算子 両辺の検索条件が両方とも成立するときに全体の検索条件として

成り立つ。
   \mathrm{OR}演算子 両県の検索条件のうち、少なくとも一方が成り立つときに全体の

検索条件として成り立つ。

 複雑な条件を付ける場合、\mathrm{OR}演算子より\mathrm{AND}演算子の方が優先されるから、()により優先順位を付けることも検討する。

-- NOT演算子の例:A1が1000以上でない=A1が1000未満
SELECT A1,A2,A3
FROM <テーブル名>
WHERE NOT A1 >= 1000;

-- AND演算子の例
SELECT A1,A2
FROM <テーブル名>
WHERE A4 ='Z'
AND A2 >= 1000;

3.3 論理演算子と真理値

 \mathrm{NOT},\mathrm{AND},\mathrm{OR}の3つの演算子は真理値(\mathrm{TRUE},\mathrm{FALSE})を操作する論理演算子と呼ばれる。
 論理演算子は比較演算子などが返した真理値を操作する。演算子による操作と結果をまとめたものが真理表である。

  
\mathrm{P}
\mathrm{Q}
\mathrm{P\ AND\ Q}
 
\mathrm{P}
\mathrm{Q}
\mathrm{P\ OR\ Q}
 
\mathrm{P}
\mathrm{NOT\ P}
  
 
 
  
 
 
  
 
  
 

3.4 NULLを含む場合の真理値

 論理演算子でも\mathrm{NULL}を特別視しなければならない。\mathrm{NULL}には比較演算子を使えず、\mathrm{SQL}では真でも偽でもない不明という第3の値を返す。

  
\mathrm{P}
\mathrm{Q}
\mathrm{P\ AND\ Q}
 
\mathrm{P}
\mathrm{Q}
\mathrm{P\ OR\ Q}
  
 
  
 
  
 
  
 
  
 
  
 
  
 
  
 
  
 
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