2. 検索の基本
テーブルからデータを取り出すとき、文を用いる。これを「問い合わせ」または「クエリ(
)」という。
- テーブルからデータを選択する際には
文を用いる。
- 列には表示用の別名を付与できる。
句には定数や式を書くことができる。
- キーワード
を指定すると重複する行を省くことができる。
文の中にコメントを付与することができる。
句により検索条件に合致する行をテーブルから選択する。
-- 基本構文 SELECT <取り出したい列名> AS <付けたい表示名> -- ASは必須ではない。付けないとテーブルで定義された列名が表示される。日本語名は""で囲む FROM <取得対象となるテーブル名> /* 複数行に渡るコメントを書きたい場合、 「スラッシュ+アスタリスク+アスタリスク+スラッシュ」 とする。 */ -- 全列を取りたい場合:SELECT直後に列名に代わりアスタリスクを付与 SELECT * FROM <取得対象となるテーブル名> -- 定数の出力:文字列、数字など任意の型の値を想定 SELECT <表示させたい定数> AS XXX, <表示させたい変数名> FROM <取得対象となるテーブル名> -- 重複列を省いて出力させたい:SELECT句直後にDISTINCTを付与 SELECT DISTINCT <重複を削除する対象となる列名> FROM <取得対象となるテーブル名> -- 条件を満たす行のみを抽出したい場合:WHERE文を利用 SELECT <取り出したい列名> AS <付けたい表示名> FROM <取得対象となるテーブル名> WHERE <条件式>; -- ある列の値でソートしたい場合、WHEREの後に SELECT <取り出したい列名> AS <付けたい表示名> FROM <取得対象となるテーブル名> WHERE <条件式> ORDER BY <ソート対象の列名> --昇順にしたければ更にASC 、降順にしたければDESCを列名の直後に付与。複数列を指定することも可。BYに近いもので優先してソートし、同一順位のものをその直ぐ右の列名でソートする
は
も1種類の値として扱う。
文で等式を条件に使う場合、プログラム言語でよくある
ではなく、
で良い。
では句の記述順番が決まっており、変更した場合エラーになる。順番は
である。