「大人の教養・知識・気付き」を伸ばすブログ

一流の大人(ビジネスマン、政治家、リーダー…)として知っておきたい、教養・社会動向を意外なところから取り上げ学ぶことで“気付く力”を伸ばすブログです。データ分析・語学に力点を置いています。 →現在、コンサルタントの雛になるべく、少しずつ勉強中です(※2024年1月21日改訂)。

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四季報写経(その001)ガラス大手 ~日本板硝子(5202)~

はじめに

 日本の会社を知る機会を得るべく、会社四季報を写経しています。


 今回は、日本板硝子(5202)を中心にガラス大手の動向を調べます。

日本板硝子(5202)の特色

 1918年創業。住友系のガラス専業。建築・自動車用が売上の9割を占める。1978年にディスプレイ用途などの超薄板ガラスの生産開始。翌年にはガラス繊維製品の販売を開始。2011年ベトナム太陽電池パネル用ガラス製造を開始。
 1971年マレーシアに合弁会社を設立したのをきっかけに本格的に海外進出開始。英ピルキントン買収で世界展開。欧州比率が大きい。



業界の動向など

 「会社四季報 業界地図 2024年版」によると、国内ガラス市場はAGC日本板硝子およびセントラル硝子による寡占状態にある。主用途は、建築向けと自動車向けだが、住宅着工数、自動車生産台数とも趨勢的には横ばいか減少傾向にある。2022年は半導体不足による自動車の減産で需要が低迷。原燃料コストの高騰にも見舞われた*1
 しかし、車向けは減産影響が緩和しつつある上、建築用は省エネガラスの需要増が見られるため、復調傾向にある。



*1:会社四季報 業界地図 2024年版」 P.127

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