「大人の教養・知識・気付き」を伸ばすブログ

一流の大人(ビジネスマン、政治家、リーダー…)として知っておきたい、教養・社会動向を意外なところから取り上げ学ぶことで“気付く力”を伸ばすブログです。データ分析・語学に力点を置いています。 →現在、コンサルタントの雛になるべく、少しずつ勉強中です(※2024年1月21日改訂)。

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四季報写経(その002)調味料、加工食品 ~味の素(2802)~

はじめに

 日本の会社を知る機会を得るべく、会社四季報を写経しています。


 今回は、味の素(2802)を中心に調味料、加工食品大手の動向を調べます。

味の素(2802)の特色

 1907年創業。翌年、グルタミン酸ソーダの製造法特許を基に商品化を引受。1935年油脂事業に着手。1956年1月に必須アミノ酸発売し、同年7月にニューヨーク進出。
 1967年10月に化成品部を設置。1970年「ほんだし」発売、冷凍食品事業開始。1981年医薬品事業に着手。翌年には甘味料事業に着手。
 現在は、4つのセグメント領域に展開:
 (1)調味料・食品
  (a)調味料
  (b)栄養・加工食品
  (c)ソリューション&イングリディエンツ
 (2)冷凍食品
  (a)冷凍食品
 (3)ヘルスケア等
  (a)医薬用・食品用アミノ酸
  (b)バイオファーマサービス(CDMO)
  (c)ファンクショナルマテリアルズ(電子材料等)
  (d)その他
 (4)その他
  (a)製造受託
  (b)油脂
  (c)物流
  (d)サービス他



業界の動向など

 「会社四季報 業界地図 2024年版」によると、2022年度に小麦や食用油、包装資材などの原材料、エネルギー価格の上昇を受け、値上げ対応に追われたものの、充分にコストを吸収できたとは言えなかった*1。しかし、企業側には消費者に浸透してきていると見る向きもあるという。長期的には人口減少などによる国内消費減少が懸念され、海外展開が必須である。

*1:会社四季報 業界地図 2024年版」 P.160

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