をプログラムとして見たときに注意・検討すべきところを学んでおきたい、ということで
を読んでいく。
前回
12. グラフィックス
ここではで実装されている基本的なグラフィックスを扱う。
12.1 グラフの作成
グラフを作成するための基本となるのはである。
12.1.1 Rの基本グラフィックス:plot()
ジェネリック関数は基本グラフ操作の基礎をなし、多種多様なグラフを作成するための手段としての役割を果たす。
plot(c(1,2,3),c(1,2,4)) plot(c(-3,3),c(-1,5), type = "n", xlab = "x", ylab = "y")
12.1.2 線の追加:abline()
空のグラフに対しては関数を用いると線(回帰直線)を追加できる。
x <- c(1,2,3) y <- c(1,3,8) plot(x,y) lmout <- lm(y~x) abline(lmout)
12.1.3 古いグラフを保持したまま新しいグラフを開始する
を呼び出すたびに、現在のグラフウィンドは新しいものに置き換わる。
12.1.4 点の追加:points()
関数は一連の点とそれぞれのラベルを現在表示されているグラフに追加する。
12.1.5 凡例の追加:legend()
複数の曲線グラフに凡例を追加するにはを用いる。
12.1.6 テキストの追加:text()
現在のグラフにテキストを追加するにはを用いる。
text(2,5,4,"abc") # 点(2.5,4)に文字列abcを追加する
12.2. グラフのカスタマイズ
グラフをより綺麗に描くためのオプション(引数)を紹介する:
文字サイズの変更 | |
横軸の表示範囲 | |
縦軸の表示範囲 | |
多角形の追加 | |
点の平滑化 | |
陽関数の表示 |
12.3 グラフのファイルへの保存
pdf("d12.pdf") # pdfファイルを開く dev.cur() # 画面を現在のデバイスとして設定し直し、PDFデバイスにコピーする dev.set(2) dev.copy(which = 3) dev.off() # クローズ